メダカの病気について
めだかは思っているよりも強い生き物です。
基本的には放置していたほうが、逞しくなることが多いです。
ですが、それでは飼育している気分を味わえないので、可愛いメダカに、つい過干渉になってしまいます。
管理人は、めだかを本職としていませんので、大層なことは書けません。
わかる範囲で簡単なケアについて書き留めます。
メダカが調子を崩す原因はいくつかありますが、その中でも「餌の与え過ぎ」が一番多いかもしれません。
餌を与えてそれを食べてくれる様子は、見ていて楽しく、気持ちいいですよね?
実はそこに病気の原因の一つが潜んでいます。
メダカの体の表面に症状が出れば気づくことができるのですが、エラ病は体の表面には出づらく、
餌の与え過ぎによって、水が悪くなり、エラが炎症を起こして呼吸不全になって死んでしまいます。
対処法としては、きれいな水で0.5〜0.7%程度の塩浴をさせてあげる
この時、塩分の濃度を計る場合には「塩分濃度計」が役に立ちます。
管理人宅では、こちらの塩分濃度計を使っています。
決して安いものではありませんが、メダカを死なせてしまうリスクが低くなることを考えると安い商品です。
水温が20度〜25度付近をふらふらとする環境で見かけることがあります。
夏場に白点病が発生しにくいことからもわかるとおり、白点病の菌は高水温が苦手です。
ヒーターなどを使って、水温を30度程度にもっていくと、菌が死滅します。
0.5%の塩浴や、メチレンブルーを併用すると、回復が早いです。
病気にさせないために
予防というか我慢も大切です。
「頑張って餌を与えないように努める」
可愛がり過ぎると病気になりやすいという、飼育者にとっては何とも悩ましい問題です。
エサを与えすぎない、温度の変化が激しい場所を避けるなどに気をつければ、元々強いめだかは、それに応えてくれます。
楽しい餌やりを我慢できない場合には、水が悪くなる前に水換えをするなどをして、予防を心がけたいところです。
塩は、必ずしも万能ではありませんが、その力は大きいです。
塩を使いこなせるようになると、飼育の幅が広がると思います。(もちろん、塩を使わないで済む環境が望ましいです)
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