メダカも嬉しい屋外水槽の水換え
このページでは、屋外水槽の水換えにつてい書いてみます。
意外な盲点が潜んでいる場合があります。
1)メダカをボウルなどに移す
メダカを掬うときには、優しく掬ってください。メダカとの信頼関係を作るためです。
網で追い回すとメダカが怯えます。
網でそっと掬うと、彼らもさほど嫌がりません。
2)水を抜いてフィルターのメンテナンスを行う
バケツに飼育水はとっておきます。
この飼育水で、フィルターをすすいだりして綺麗にします。
フィルターは、目詰まりを起こすとろ過能力が落ちるので、捨てる前の飼育水ですすいでください。
決して水道水を使ったり、入念すぎるほど綺麗にしないでください。
バクテリアが死滅します。←これは慣れた人には普通のことなのですが、意外に知らない方も多く、盲点です。
フィルターのハウジングも、スポンジなどで磨いて綺麗にします。ハウジング(ケース)は、好きなだけ綺麗に磨いてもらって大丈夫です。
3)水槽をスポンジなどを使って洗う
水槽の壁面にコケやヌメリがあると嫌なので、管理人は綺麗に洗っています。
4)新しい水を注水する
スポンジ類で洗った水槽を綺麗な水ですすいだあとは、新しい水を張ります。
観賞魚用の浄水器が大変役に立ちます。
水をダイレクトに注水できますし、カルキ抜きを入れる手間も削減してくれます。入れ忘れということもありません。
管理人が飼育用品で一番お薦めしたいのが、この浄水器です。
マーフィード スタンダードクラシック 浄水器 鑑賞魚用 水槽用 |
本当に便利です。楽ができます。
5)水温合わせ
「水を張った。さぁ、メダカを移そう!」は、ちょっと待ってください。ダメです。
今日のように暑い日は、新しく注いだ水は、10度ほど冷たいです。
水換え前の古い水34度、新しい水25度。その差約10度。
水温差が危険です。
早くきれいな水で泳がせたいとかいう人間のエゴは捨てて、メダカに優しい水換え、優しい飼育者であるために、水温合わせは必ず行ってください。
3度くらいの差であれば問題ないです。
ご存知だと思いますが、メダカは今いる水の温度が彼らの体温です。
人間みたいに、一定の体温をキープする生き物ではありません。
人間は36度からたった2度ほど高くなっても具合が悪くなります。
メダカを瞬時の温度変化に晒さないでください。
人間であったとしても、致命的です。
彼らは体が小さい生き物なので、丁寧に扱ってください。
6)放流
新水を張った水槽とボウルの水温差が小さくなったら、彼らを元の水槽に戻して作業は完了です。
彼らが気持ちよさそうに泳ぐ姿を見て、達成感に浸ってください。
以上、管理人が行っている水換え方法のご紹介でした。
ご参考頂けれあ幸いです。
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